●368 雲雀 ひばり 〇くもいるみそらにとびゆくひばり

 表題:雲雀
 読み:ひばり

 収録:(A)音樂界 大正6年4月号 音樂教育会編 音樂社 1917(T.6).4 ◎Copy=(Z5)

 記譜:四部合唱(伴奏なし) 変ロ長調 3/4

 インチピット:ソソミレ|ドミラソ|ソソラシ|ドレミ

 曲:不詳(L.Vese?)
 原曲:Zouthbul Praiser
 詞:犬童球渓

 ※樂歌集あり(50) 歌詞一部違い


[詞] ※(A)音樂界 大正6年4月号より

1 雲居るみそらにとび行(ゆ)く雲雀
  妙なる聲もて歌ふは何ぞ
  現世(このよ)の人々斯(か)くこそあれと
  教(をし)ふる様なる希望(のぞみ)の歌か

2 雲居の空より落ち來る雲雀
  御~の使ひか天女(てんじょ)の稚兒(ちご)か
  現世(このよ)のけがれをしばしは忍び
  天(あめ)なる不思議を語れや吾(わ)れに

 ※樂歌集 1番第4節 歌ふ様なる希望(のぞみ)の歌か
      2番第3節 現世(このよ)の乱れを暫時(しばし)は忍び


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